Core i7-7700とGTX1050を搭載した低価格ゲーミングPC、ガレリアXSの性能レビューです。
ガレリアXSのスペック
CPU | Core i5-7500 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX 1050 |
ストレージ(容量) | 240GB SSD |
メモリ | 8GB |
CPUにはかなり力を入れていますが、グラボは弱いという不思議な構成です。
i7-7700なら重いゲームでも問題なく動かせますが、グラボがGTX1050なので、足を引っ張ってしまいそうです。
ゲーマーに向けたPCというよりは、動画編集やエンコードも行う人向けのような印象です。
ガレリアXSの評価
ヒロシでもわかる性能表 | |||
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Passmark (強さの数値) |
評価 | ||
CPU | i7-7700 | 10,802 | かなりすごい |
グラボ | GTX1050 | 4,408 | ふつう |
容量 | 評価 | ||
メモリ | 8GB | ふつう | |
ストレージ | SSD:250GB | HDD:1TB | ふつう |
価格 | 119,980円 | 総評 | おしい! |
CPUはとても良いですが、やはりグラボがちょっとなあ…。という感じです。しかし、GTX1050のメリットは性能ではなく安さです。
確かに他のグラボと比べると性能は劣ってしまうのですが、だからといって極端に悪いわけでもありません。
価格も抑えられますし、省電力なので、ゲーミングPCを安く購入したい人にはピッタリです。
とはいえ、そのGTX1050で浮いた分をCPUにつぎ込んだような構成になっているので、このモデルは全体的に見てバランスは悪めです。
ゲームに関して
GTX1050の上にはGTX1060がいます。このふたつを比べると、約2倍の性能差があります。(スコアでいうとGTX1060は8,817。)
ですので、今後も長く使っていきたい、最新のゲームも快適に遊びたいというのであれば、GTX1060が搭載されているモデルの方がおすすめです。
GTX1050でも最新のゲームを遊ぶことはできますが、PUBGのようなゲームとなると、設定は最低に、解像度もある程度は下げなければなりません。
今後、PUBGのような超人気ゲームが登場した時に不満が出てくる可能性を考慮すると、もうワンランク上のグラボを選んでおくほうが安心です。
全く同じ価格のガレリアDT
ドスパラには、全く同じ価格のガレリアDTがあります。こちらはCPUが少し性能の低いものになっている代わりに、グラボがGTX1060 6GBになっています。
最新のゲームを快適にプレイしたいのであれば、ガレリアDTの方が魅力的です。バランスはかなり良いです。
この価格帯のゲーミングPCになにを求めるか?というところでも変わるのですが、ほとんどの人が「性能の良いゲーミングPCを安く手に入れたい!」という目的だと思うので、おすすめしやすいのはガレリアDTの方です。
みんなの声
XS買うくらいならDTの方が良いとお
おもいますよ— Leapus×変態= (@leapus_mh) 2017年10月12日
h1z1はやったことないからわからないけどそのほかのゲームだったらガレリアXSってやつはいいと思う。メモリは6000円くらいかかっちゃうけど16GBにするといいかも
— まめ (@mameghs) 2017年1月1日
PCなんですがガレリアXSを買う予定
モニターあるから12万で揃う— graze 【LUCYwot】 (@810_SNPIcoc) 2017年10月12日
今後を見通すならガレリアXSもあり
ガレリアXSは、CPUはi7-7700という、今後も使い続けられる強力なものが入っているにも関わらず、価格はかなり抑えてあります。
この「とがった構成」を活かせるのは、パーツ交換をしてみたい・する予定がある人です。
CPUは後から交換するのが最も難しいパーツです。交換の作業そのものは簡単ですが、気をつけなければならないことが多く、壊してしまう人も少なくありません。
また、CPU選びもややこしく、非常に時間がかかるため、初心者が一番手を付けてはいけないところです。
性能に不満が出てきてパーツ交換を考えた時、CPUが足を引っ張ってしまうと非常に面倒です。
それを防ぐために、グラボを犠牲にしてでもCPUを強力なものにしておくのは、むしろ賢い選択と言えるかもしれません。
- 今は予算がないため、徐々にパーツをアップグレードする予定
- 今後、自分でパーツ交換をしてみたい
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