各世代のグラフィックボードで最も人気なのが60番代です。GTX 960やGTX1060などのグラボはコスパという点で非常に優れており、よく選ばれていました。
RTXシリーズにもついに60番代が投入され、すでに人気が高まっています。過去の60番代と比べても明らかに性能が向上しており、GTX 1070やGTX 1070 Tiを凌ぐ性能を誇っています。
RTX 2060の性能
- RTX 2070
-
115.4fps
- RTX 2060 OC
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107.3fps
- GTX 1080
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105.4fps
- RTX 2060
-
101.0fps
- GTX 1070 Ti
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100.4fps
- GTX 1070
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88.7fps
- GTX 1060 6GB
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66.3fps
上のグラフは、17タイトルのゲームをウルトラ画質で遊んだときのフレームレートです。
GTX 1070を上回り、GTX 1070 Tiもほんの少しだけ上回る性能です。

さらにRTX 2060はレイトレーシングやDLSSなどの最新技術にも対応しており、レイトレを使えば超高画質に、DLSSでさらにフレームレートを伸ばしてサクサク快適に遊ぶことができます。
ウルトラ画質でも平均100fpsを超えていますので、普通にゲームを遊ぶなら十分すぎます。フレームレートを稼ぎたいゲーム(FPSやMOBAなどの対戦系ゲーム)の場合は高~中画質ぐらいまで下げることで、ゲーミングモニターも活かすことができます。
RTX 2060を選ぶときのポイント
RTX 2060はコスパ最強のグラフィックボードです。RTX 2070もコスパ良好ですが、「画質は少し下げても良いから安くてゲームが快適に遊びたい」という人にとっては、RTX 2060が良い選択になります。
とはいえ前世代のGTX 1070 Tiと同等の性能ですから、ゲームを遊ぶなら十分すぎる性能です。
超高画質にしたり、ゲーム内の設定を最大まで上げて144Hzのゲーミングモニターを活かす…となると少し厳しいですが、60Hzの普通のモニターで高画質でゲームを楽しむというのであれば、RTX 2060でも可能です。
RTX 2060はこんな人におすすめ!
- 価格が安くて性能の良いPCが欲しい
- そのためには画質は少し妥協しても良い
- FPSやTPS、MOBAなどのe-sports系のゲームをよく遊ぶ
はこんな人にはRTX 2060は不向きかも…
- ゲーミングモニターを活かしつつ、ゲーム内設定や画質は最大まで上げたい
- 最高レベルの性能のPCが欲しい
- VRや4Kでゲームを遊びたい
RTX 2060は、いま出ているゲームを高画質で快適に遊ぶなら十分な性能を持っています。
さらにVRや4Kも…となると性能不足に感じる部分もありますが、普通の環境でゲームを楽しむのであればとても良い選択肢になります。
RTX 2060搭載のおすすめゲーミングPC

CPU | Core i5-9400F |
---|---|
グラボ | GeForce RTX 2060 6GB |
ストレージ(容量) | 240GB SSD 1TB HDD |
メモリ | 8GB |
コスパがとても良いモデルで、グラボだけでなくCPUもCore i5-9400Fとしっかり進化しています。RTX 2060の性能であれば、このCPUでも十分です。
ゲーム配信などもするのであればCPUも強化した上位モデルがおすすめですが、ゲームを遊ぶ目的でゲーミングPCを購入するのであれば、これで大丈夫です。
とにかく安くて最新ゲームもサクサク動かせるPCが欲しいという人におすすめの1台です。

CPU | Core i7-8700 |
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グラボ | GeForce RTX 2060 6GB |
ストレージ(容量) | 500GB SSD 2TB HDD |
メモリ | 8GB |
CPUを強化したモデルもあります。こちらの方が人気ですが、CPUが高性能になったぶん価格が上がってしまいます。
高性能なCPUにしておけば、ゲーム配信や動画編集もサクサクですが、特にそういった目的がないのであれば、グラボに合わせた性能のCPUを選んでおけば大丈夫です。
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