PC版ハースストーンに必要なグラボと推奨スペックを実際に検証!

ハースストーン(HearthStone,HS)はスマホでも遊べるオンラインのTCGです。

僕が大好きなゲームのひとつで、β時代からプレイしています。

スマホで遊べるのでわざわざ専用のPCを購入する人は少ないと思いますが、スマホの機種・スペックによっては意外と重いので、僕はPC版がおすすめです。

特にAndroidOSだとスマホの機種によってスペックが全然違うので、モノによってはカクカクでまともに遊べないことも。

本記事では、PC版ハースストーンに必要なスペックとおすすめのゲーミングPCについて解説しています。

ハースストーンの必要動作環境(公式発表)

  最小環境 推奨環境
CPU Intel® Pentium® D Intel® Core™ 2 Duo (2.2 GHz)
AMD® Athlon™ 64 X2 AMD® Athlon™ 64 X2 (2.6 GHz)
グラボ NVIDIA® GeForce® 8600 GT NVIDIA® GeForce® 240 GT
ATI™ Radeon™ HD 2600XT ATI™ Radeon™ HD 4850(512 MB)
メモリ 3GB 4GB
ストレージ 3GB以上の空き容量
OS Windows® 7 Windows® 10 64-bit
Windows® 8
Windows® 10
ハースストーンのシステム要件より

公式発表の推奨動作環境を見るかぎり、相当古いPCでも遊べます。

10年以上前のグラボにCPU、メモリも3GBですが、サクサク快適に動くか?というと答えはNOです。推奨動作環境も相当古いので、まずこの性能のPCを手に入れるほうが難しいぐらいです。

グラボはGTX 1050 Tiでも余裕!最低限のグラボがあればサクサク快適

実際にグラボを使って計測

どれぐらいの性能があれば快適に遊べるのかを、実際にグラボを使って計測します。

ただし今回はハースストーンということで、ハイエンドなグラボは使いません。

所持している中で一番性能の低いGTX 1050 Tiのみ使いました。

 ハースストーン GTX 1050 Ti 平均fps
フルスクリーン 238
ウィンドウモード 238

結果、GTX 1050 Tiでも余裕で動きました。

GTX 1050 Tiでハースストーンは余裕の動作

ハースストーンにはGTX 1050 Tiで十分だった

まぁ、分かっていた結果ですが…。

フレームレートは240Hzのモニターを使っているため、240fps前後でキープしました。普通のゲーミングモニターであれば144fpsなので、余裕すぎますね。

カクついたり、フレームレートが急落することもありませんでした。

なので、そこそこ新しめのグラボであれば、まず快適に動きます。今買うなら確実にGTX 1050かGTX 1050 Tiですね。ハースストーン目的ならローエンドグラボでも十分です。

ハースストーンに重要なのはグラボよりもSSD

ハースストーンの画像

HDDだとカクついてしまう

ハースストーン用のPCを選ぶときに大事なのは、SSDが搭載されていることです。今のゲーミングPCならほぼ搭載されていますが、ローエンドモデルだとHDDになっていることもあります。

HDDにハースストーンを入れてプレイして実際に遊んでみると、SSDとは大違いのローディング速度でストレスマッハでした。

それこそ10年前のPCでプレイしているような感覚になるほど。「デッキ選択でカクカク、試合終了後もノロノロ…」と、良いグラボや大量のメモリを積んでいても、HDDだとまったく無意味になってしまいます。

なので、SSDは必ず搭載しましょう。

HDDしか搭載されていないゲーミングPCを購入する場合は、自分で増設してもOKです。増設のしかたは簡単なので、容量の少ないSSDを買って、ゲームを少しだけ入れるというのもアリな選択です。

初心者でも超カンタン!HDDとSSDの増設・交換のやり方

ハースストーンにおすすめのゲーミングPC

価格重視でハースストーンが快適に遊べるPC

G-GEAR mini GI3J-A180/T
CPU Core i3-8100
グラボ GeForce GTX 1050
ストレージ(容量) 240GB SSD
メモリ 8GB

SSDを搭載したローエンドモデルです。ハースストーンをプレイするのにピッタリです。

最新ゲームもそこそこ遊べますが、設定は下げる必要があります。

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ノートPCでハースストーンを遊びたい

ガレリア GCF1060GF-E
CPU Core i7-8750H
グラボ GeForce GTX1060 6GB
ストレージ(容量) 250GB SSD
1TB HDD
メモリ 8GB
ディスプレイ 144Hz対応

ノートPCならこれ一択。普通のモニターとは違い144Hzに対応しています。

ゲーミングモニターが使われているノートPCです。

ハースストーンにゲーミングモニターが必要なのか?というと僕は『はい』と答えます。普段使ってても違いが分かるぐらいヌルヌルなので、なくてはならない存在です。

ゲーミングモニターの重要度はスペックよりも上、というのが僕の個人的な見解です。ノートPCでゲームをプレイするなら絶対にコレです。

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ハースストーンのよくある質問

もしかしたらデュアルディスプレイのせいかもしれません。リフレッシュレートが違う2つのディスプレイを使うと、ある条件下でfpsが急落し、重くなります。

詳しくはこちらのページで解説しているので、読んでみてください。

リフレッシュレートが異なるモニターでデュアルディスプレイにすると、低い方に合わせられてしまう問題の対処法

ゲームによって症状の度合いが違うような気がしていて、特にハースストーンは影響をかなり受けました(あくまでも僕の場合)。

デュアルディスプレイじゃないのに重い場合は、まぁヤバいと思います。HDDだと動きがカクカクになったり、ロード時間が遅くなるので、まずはSSDの導入から試してみるのもアリだと思います。

ハースストーンが重いということは他のゲームも相当重いはずなので、素直にPCの買い替え、もしくはパーツの交換を勧めます。

相当古いPC(5年以上前)を使っているのであれば、買い替え推奨でしょうか。パーツ交換をしても他のパーツが寿命で壊れる可能性もありますし、どこかがボトルネックになるかもしれません(足を引っ張る)。

結局全部取り換えが必要になることもあるので、僕だったら思い切って買い替えちゃいますね。

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