マウスの滑りが悪いときに使える、マウスの滑りを良くする方法【ゲーマー向け】

マウスの滑りが悪いときに使える マウスの滑りを良くする方法

FPSでマウス感度が安定しないときは、マウスの滑りをチェックしてみると良いかもしれません。特に布のマウスパッドは天候の影響を受けやすく、雨の日は湿気で滑りにくくなります。

本記事では、『マウスが引っかかって全然滑らない…。』というときに使える、マウスの滑りを良くする方法をまとめています。

マウス裏の掃除

ソールにホコリがついている

マウスソールは、マウスを滑りやすくしたり、止めたいところでピタっと止まるように調整されていますが、ホコリや汚れが付着すると余計な摩擦が生まれ、滑りにくくなります。

マウスソールのまわりに付着したホコリを取り除くことで、滑りが良くなり、操作性が向上することがあります。

ただし、プラスチック製のマウスパッドなどの「マウスソールが削れやすいマウスパッド」を使っている場合は、ホコリが滑りを良くしてくれている場合もあります。

マウスソールの劣化が激しい場合は、ホコリを取り除いたせいで滑りにくくなることもあるようなので注意してください(友人談)。

爪楊枝でソールのホコリを取る

僕が掃除をするときは爪楊枝を使っています。ソールのまわりのホコリをこそぎ落とすような感覚です。

他にも髪の毛やペットの毛がソールの裏側に貼り付いていることもあります。これは滑りやすさに大きく関係するので、取り除きましょう。

マウスパッドの掃除や洗濯も有効

マウスの裏側だけでなく、マウスパッドの表面もできるだけ清潔にし、汚れないようにしましょう。手垢や汗を吸収し、マウスパッドは確実に汚くなっていきます。

PCの前で飲み食いする場合はさらに汚れやすいですし、PC以外の作業をする場合、消しゴムの消しカスなどが付着することもあります。

小さな水滴やゴミが蓄積して徐々に滑りにくくなるので、目で見て明らかに汚れている場合は、マウスパッドを洗うのも有効です。

洗い方はマウスパッドのメーカーや素材によっても大きく異なるのですが、手垢を落とすためにぬるま湯で揉み込むように洗うのが鉄板です。

ただし、布製のマウスパッドは洗うと質感が大きく変化します。新品同様まで改善されることもありますが、余計に滑りにくくなることも多いため、必ずしも改善するとは限りません。

僕も実際に何度か洗ったことがありますが、改善3割、改悪7割ぐらいで、洗わないほうが良かったことのほうが多かったです。

逆に、プラスチック製のマウスパッドは洗ったら改善することの方が多く、こまめに洗っていました。

プラスチック製のマウスパッドは汚れにくいと思っている人も多いのですが、削れたマウスソールや手垢がマウスパッドの表面に埋まって、布製と同様に定期的な手入れは必要になります。

汚れをキレイに落とすと表面のザラザラ感が戻ってきて、購入した直後ぐらいまで滑りやすくなりました。

マウスソールを交換すれば新品と同じ滑りになる

FPSにどっぷり浸かっていた頃は、マウスソールを2週間に1回ぐらいのペースで交換していました。マウスソールを新品にすれば、滑りやすさも新品と同じです。

ただ最近の傾向として、マウスソールの形が特殊になっていることが多く、サードパーティ製のマウスソールで代用できなくなってきています。

純正のマウスソールが安く入手できれば良いですが、替えのマウスソールを販売しないメーカーも増えており、簡単に交換することはできなくなってきました。

例えば先日レビューしたRival600の純正ソール日本では売っていないため、海外の公式サイトから取り寄せなければなりません。また、現在使っているLogicool GのPRO Wirelessもソールが販売されていません。

このように、ソールの交換というのは少し敷居が高くなってしまいました。以前はサードパーティ製のソールが充実していたのですが、ゲーミングマウスの種類が増えたことで、対応できなくなってしまったのかもしれません…。

ただし、汎用的な形のマウスソールはまだ売られているので、これらで代用することは可能です。

以前使っていたRival700の裏側はこのようになっていて、純正のソールとは別のサードパーティ製のマウスソールを貼っています。

純正ソールの上に貼っても良いのですが、リフトオフディスタンスが短いゲーミングマウスだと、マウスの反応が悪くなるおそれがあるので、おすすめしません。

リフトオフディスタンスとは、マウスが離れたときにマウスカーソルが反応しなくなる距離のことです。ソールを貼ってマウスの高さが変わると、ポインタの反応にも影響が出ることがあります。

Rival600はリフトオフディスタンスの調整が可能なので、その点では有利ですね。別のソールを上から貼り付けても、リフトオフディスタンスを変えてしまえば通常通り使えます。

Rival600のレビュー。3ヶ月間使った感想と、良くないところ【さよなライバル】

トスベール(カグスベール)で好きな形のマウスソールを作る

マウスソールの代用としてよく挙げられるのがトスベールです。

本来は押入れや家具の足に貼って滑りやすくするものですが、マウスソールの代用として、10年以上使われている定番のアイテムです。

トスベールのAmazonレビュー読んだけど、ほぼ全員がマウスソールの話で笑った。
  • 量が多くコスパが高い
  • 好きな形に切れる
  • 手に入りやすい
  • 通常のソールよりも薄い場合がある
  • プラスチックパッドとの相性はあまり良くない

コスパ重視です。ホームセンターなら割とどこでも目にするので、手に入れやすいのも人気の理由です。

ただし、純正のソールよりも厚みがないこともあるので、ここは事前に調査が必要です。純正のソールを剥がしてから貼ったら高さが足りなかったということもあります(筆者経験済み)。

また、マウスソールに比べると耐久性が弱いです。布のマウスパッドならほぼ問題なく使えますが、プラスチック製だとすぐに削れて滑りにくくなります。

僕がトスベールを使っていたときはプラスチックパッドを使っていたため、頻繁に貼り替えていました。

トスベールはハサミでカットできるので、特殊な形のソールにも対応できます。穴あけパンチで小さなソールを大量生産し、こまめに貼り替えるという技も使えますね。

汎用性が高いので、1度使ってみてください。他のマウスソールよりも圧倒的に安いので、試しやすいと思います。

シリコンスプレーで圧倒的な滑りを手に入れる

シリコンスプレー

『ソールの交換は面倒!マウスパッドも洗いたくない!とにかく滑りがほしい!』というアナタはシリコンスプレーを使いましょう。

  • STEP.1
    シリコンスプレーをキッチンペーパーに吹きかける

    キッチンペーパーにシリコンスプレーを吹きかける

  • STEP.2
    マウスの裏側に塗る

    マウスの裏側に塗る

これだけです。

マウスに直接吹きかけるのはダメです。センサー部分にかかったら誤作動や故障の原因になります。

ソール部分に塗るだけでも十分に効果があるのですが、シリコンスプレーをマウスパッドに吹きかけるのも効果があります。これをダブルでやるととてつもない滑りになります。

めっっちゃ滑るようになりますが、滑りすぎて止まらなくなります諸刃の剣です。

FPSをプレイする人なら分かると思いますが、マウスの操作感は滑るだけじゃダメで、止めたいときにピタっと止められるか?も非常に重要です。

シリコンスプレーをした瞬間は『うぉぉぉ!めっちゃ滑る!!すげえ!!』と感動しますが、冷静になると『滑りすぎじゃね…?』ってなるレベルなので、段階的に試してみてください。

マウスパッドを交換する

新しいマウスパッドにする

布のマウスパッドは劣化しやすく、ある程度の期間で交換が必要になります。

個人的には半年ぐらいで交換するイメージですかね…。一般的な用途でしか使わないなら1年以上使えますが、ゲーム目的だと滑りは本当に大切なので、ダメだと思ったら買い替えてます。

今年は2枚買いました。4ヶ月に1回のペースで交換してます。

プラスチック製のマウスパッドなら長持ちするので耐久性には優れますが、前述したとおりマウスソールの消耗が激しくなるので一長一短です。

QcK+ Limitedは僕が去年ぐらいから使い続けているおすすめのマウスパッドです。ほどよい厚みと滑りやすさが特徴です。

マウスとセットで購入するなら、Logicool Gのこのふたつがおすすめです。ワイヤレスなのに軽く、ワイヤレスで充電できます。

価格は高いですが、非常に快適です。レビュー記事もあるので、参考にしていただけたら嬉しいです。

超軽量のLogicool G「PRO Wireless」が最高のマウスだった

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