- アパートの回線がクソだ
- 引っ越したばかりで回線の契約が済んでいない
こんな時に考えるのが、ポケットWi-FiやWiMAXなどのモバイルWi-FiでPCを使うという方法です。
特にアパートタイプだとプロバイダが変更できなかったりするため、回線速度が安定しない、pingが不安定という人は、引っ越す以外の解決策がほぼありません。
普通のブラウジングや動画をみるぐらいだったらスマホのテザリングでも十分ですが、ゲームとなるとそうはいきません。
そこで、この記事では実際にWiMAXを使って、自宅の回線代わりになるのか?ゲームがプレイできるのか?pingや回線速度は安定するのかを検証しました。
LoLとPUBGでpingを検証
今回はTryWiMAXというサービスを使い、WiMAX機器をレンタルしました。
pingと回線の安定感を検証するために、LoLとPUBGをプレイしてみます。
WiMAXに繋いでいます。
LoLをWiMAXでプレイしてみた
WiMAXに接続が完了したところでLoLを起動。Wi-Fiで繋ぐために、ノートPCを使用します。
ゲームのダウンロード自体は自宅の回線で行いましたが、アップデートはWiMAXを使用。
ダウンロード速度はあまり早いとはいえませんでしたが、特別に遅いというわけでもなかったので、許容範囲内だと思います。
ちなみに、電波インジケータを見たところ少し速度が遅かったので、高いところに持ち上げれば回線速度が安定するというガラケー時代の迷信?を試してみたところ、本当に早くなりました。
もし、WiMAX端末を持っていて自宅だとスピードが遅い人は、高いところに端末を置くだけでもかなり変わるかもしれません。
1試合でどれぐらいのデータ通信量を使うのか計測するために、最初の段階でチェックしておきます。
試合開始前は167.73MBです。
LoLを起動しました。
万が一回線切れやpingの急上昇があると仲間に迷惑をかけてしまうので、AI戦にしました。
pingは43msです。WiMAXでも快適にプレイできます。
ping値の目安を参照すると、そこそこ早い~普通ぐらいなので、無線だということを考えると超快適の範囲内です。
僕の自宅回線だと14msぐらいなので、有線接続に比べるとさすがに遅くなってしまいますが、実際に40msぐらいでプレイしても違和感はなく、違いはまったく分かりませんでした。
また、pingが突然跳ね上がるようなこともなく、終始快適にプレイできました。
これならわざわざ自宅に回線を引っ張らなくても、WiMAXで十分と言えます。
試合後のデータ通信量は183.08MBでした。
ということは、1試合で15.35MBの通信量だったということになります。
もちろんこれは試合時間でも増えますので、あくまでも参考程度です。ちなみに今回のAI戦は15分ほどで終わりました。
PUBGをWiMAXでプレイしてみた
続いてPUBGもプレイしました。
PUBGはpingが表示されないのであくまでも体感になってしまうのですが、弾ロスやラグは一切ありません。LoLと同じように快適でした。
また、挙動がおかしくなったり、車が突然飛ぶ、相手に銃弾が当たっているのに死なないなどもありませんでした。
PUBGに関しては数試合行いましたが、どれも快適で、普段の有線でプレイする感覚と何も違いはありませんでした。
WiMAXやポケットWi-FiでFPSやTPSなどの激しく動くゲームはプレイできないのが普通だと思っていたのですが、驚くほど快適です。人によっては自宅回線よりも安定しそう。
PUBGの試合前のデータ通信量は200.05MBです。
試合後は206.6MBでした。
ただこれも試合時間によって変化しますので、あくまでも参考程度にしてください。
ちなみにこの計測をした時は10分程度の戦闘でした。
まとめ:WiMAXでもゲームはできる
『WiMAXでゲーム?嘘だろ?HAHAHA!!』と思っていた僕ですが、実際に遊んでみると快適すぎて驚きました。
マンションの回線が悪すぎてまともに遊べない人や、回線が引っ張ってこれないような環境で過ごしている人、外でもオンラインゲームを遊びたい人は、WiMAXの契約も断然アリだと思います。
ただ、地域によっては繋がりにくかったり、pingが安定しない可能性もあります。なので、まずは実験的に使えるTry WiMAXというサービスがおすすめです。
これはWiMAXを無料で貸してもらえるサービスで、今回僕も利用しました。
クレジットカードの登録が必要だったりしますが、これは返却されなかったり壊してしまった時のための保険のようなものなので、実際には1円もかかりません。
WiMAXを契約してゲームをプレイする場合、普通に使うよりも通信量をたくさん使うので、契約内容もしっかり考えておく必要があります。
月間の利用上限が無限でデータ通信がし放題のプランや、3日間の通信制限縛りがないプラバイダを選ぶ必要があるので、通信料は少し高くなってしまうかもしれません。
それでも回線問題をクリアできるなら安いものです。
ネット回線はPCのようにパーツ交換でどうにかなる問題ではなく、住んでいる建物や管理会社によって左右されてしまうので、最終手段としてWiMAXを利用するのは良い選択です。
現在ネット回線の問題に悩まされている人は、1度WiMAXを試してみてはいかがでしょうか?
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