Rainbow Six Siege (R6S)に必要なスペックを実際に検証した結果、低設定ならGTX 1050 Ti、高設定ならGTX 1070 Tiで快適に動きました。
本記事では、ゲーミングモニターを使う際に最適なグラボや、とにかく安く抑えたい人におすすめのパソコンをまとめています。
この記事の目次
レインボーシックスシージの公式発表スペック
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
OS | Windows 7, Windows 8.1, Windows 10 (64bit versions required) | |
CPU | Intel Core i3 560 @ 3.3 GHz | Intel Core i5-2500K @ 3.3 GHz |
AMD Phenom II X4 945 @ 3.0 GHz | better or AMD FX-8120 @ 3.1 Ghz | |
グラボ | NVIDIA GeForce GTX 460 | NVIDIA GeForce GTX 670 (or GTX 760 / GTX 960) |
Radeon HD 5870 | AMD Radeon HD 7970 (or R9 280x [2GB VRAM] / R9 380 / Fury X) | |
メモリ | 6GB | 8GB |
ストレージ | 61 GB | |
Tom Clancy’s Rainbow Six® Siege – システム要件より引用 |
公式でどれぐらいの性能が必要と言われているのか?を知りたい方もいるようなので掲載しておきますが、正直このスペックはかなり古いものなので、あまりあてになりません。
ストレージ容量以外は更新されない事が多く、リリース当初のままになっているため、表記どおりのスペックだとちょっと危険です。
レインボーシックスシージのグラボ別fpsを計測
どれぐらいのスペックが必要なのか?ということについては、実際に測ってみないと分かりません。
今回は、僕が所持しているグラボを使って、実際にフレームレート(fps)を計測しました。
- 144fps:ゲーミングモニターを最大まで活かせる
- 80~100fps:ゲーミングモニターでヌルヌル動く
- 60fps:普通のモニターで快適に遊べる
- ここが限界
- 50fps以下:カクカクしてまともにAIMできない…。3D酔いも。
目安はこのような感じです。ゲーミングモニターを使うのであれば、最低でも80fps~100fpsぐらいは確保しておきたいところ。
60fpsを下回ると画面がカクカクしはじめ、まともに照準を合わせられなくなります。
計測には公式サイトで用意されているベンチマークソフトを使います。
レインボーシックスシージ 最高設定の平均fps
- RTX 2080 Ti
-
267.8fps
- RTX 2080
-
266.5fps
- RTX 2070
-
252.5.5fps
- GTX 1080 Ti
-
250.4fps
- GTX 1080
-
220.3fps
- GTX 1070 Ti
-
202.5fps
- GTX 1060 6GB
-
133.7fps
- GTX 1050 Ti
-
83.9fps
ゲーム内ベンチマークツールを使用 設定「最高」
GTX 1060も悪くないですが、少しフレームレートにムラがあって、最高設定だとやや厳しいので、安定させたいならGTX 1070 Tiがベストです。
続いて低画質版です。
レインボーシックスシージ 低設定の平均fps
- RTX 2080 Ti
-
316.1fps
- RTX 2080
-
308.8fps
- RTX 2070
-
303.9fps
- GTX 1080 Ti
-
309.9fps
- GTX 1080
-
315.3fps
- GTX 1070 Ti
-
310.2fps
- GTX 1060 6GB
-
227.6fps
- GTX 1050 Ti
-
146.4fps
ゲーム内ベンチマークツールを使用 設定「低」
どのグラボでも平均140fpsを超えました。実際に対戦すると多少上下するものの、設定を下げればゲーミングモニターは余裕ということになります。
『設定にはこだわらないから費用を安くしたい…!』という場合は、GTX 1050 Tiも十分視野に入ります。
メモリは8GBで足りるけど、使い方によっては足りなくなる
シージ単体でのメモリ消費量は約2GBでした。なので、メモリは最低限8GBあれば十分です。
しかし、GoogleChromeのタブをたくさん開いたり、動画を見ながらゲームをするとなると、8GBでは足りなくなることもあります。
僕が今確認してみると、シージ単体で2GB、Chromeで4.5GB使用し、さらにその他諸々のソフトやらを開いているせいで、トータル12GBほど使っていました。これだと8GBでは足りません。
レインボーシックスシージに最適なPCまとめ
高設定&ゲーミングモニターで遊びたい
CPU | Core i7-8700 |
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グラボ | GeForce RTX 2060 6GB |
ストレージ(容量) | 500GB SSD 2TB HDD |
メモリ | 8GB |
設定を上げつつゲーミングモニターのサクサク感も活かすのであればこのモデルがおすすめです。
検証で使ったGTX 1070 Tiと同等の性能を持つ、最新のグラボRTX 2060が搭載されています。
ただしメモリ容量が8GBなので、もし不安だったらカスタマイズで16GBに増やしましょう。もちろん、あとから自分で増設することも可能です。
低~中設定&ゲーミングモニターで遊びたい
CPU | Core i5-8500 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ(容量) | 240GB SSD 1TB HDD |
メモリ | 8GB |
『最高設定じゃなくても良いけどゲーミングモニターだけはちゃんと使えるようにしたい』というならこれが最適です。
高設定でも一応100fpsは超えるので十分なのですが、少し不安定なので、高設定でゲーミングモニターを使いたいならパワー不足です
低設定~中設定でゲーミングモニターを使いたい人にピッタリなので、さほど設定にこだわらないタイプなら、これがおすすめです。
設定はどうでもいいから安いやつが良い
CPU | Core i5-8500 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX1050 Ti |
ストレージ(容量) | 1TB HDD |
メモリ | 8GB |
シージが遊べるPCを安く揃えたいのであればこのモデルを。低設定でサクサク動かせますが、ゲーミングモニターを使うのはちょっとだけ不安です。
一応ベンチマークテストで140fpsを超えたので使えないことはないですが、戦闘の状況や人数によっては少しフレームレートが落ち込むので、カンペキではありません。
また、SSDが非搭載なのもちょっと微妙なところ。予算に少し余裕があるなら、メモリよりもSSDを追加しましょう。
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