ロケットリーグ(ロケリ)はPS4版、Xbox版、Nintendo Switch版の他にも、PC版があります。
この記事では、PC版ロケットリーグを快適に遊ぶために必要なスペックとおすすめのPCを実例付きで解説しています。
この記事の目次
ロケットリーグの推奨動作環境
必要(最低)スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
2.4 GHz Dual core | CPU | 2.5+ GHz Quad core |
NVIDIA GTX 260 | GPU(グラボ) | NVIDIA GTX 660 |
2GB | メモリ | 4GB |
必要スペックも推奨スペックもあまり高くなく、低スペックPCでも遊ぶことができます。
ただしグラフィックボードは搭載しておく必要がありますし、サクサク快適に遊ぶのであれば、ミドルスペックは用意しておくべき…という感じですね。
このゲームがリリースされてから3年ほど経ちますし、当時の推奨スペックということを考えれば、現在のミドルスペックで十分快適に遊べます。
あまりにもスペックが低すぎると多少のカクつきやラグが起こります。そうなるとエアリアルが上手くいかなかったり、ブーストすると必ずラグるなどの症状に悩まされることになるので、そこだけは注意しましょう。
PC版ロケットリーグの最高設定と最低設定の画質比較
ロケットリーグの最高画質と最低画質で比較しました。右側が最低画質、左側が最高画質です。
画像だと少し分かりづらいかもしれませんが、最低画質だと少しぼやけた印象になり、画質がかなり低下していると感じます。
このゲームは最高設定でもそこまで重くないですし、面白さも結構変わってしまうので、できる限り最高設定でプレイすることをおすすめします。
ロケットリーグに高スペックPCは必要ない
実際にどれぐらいの性能があればロケリを快適に動かせるのか、僕が所持しているグラフィックボードで実際に検証しました。メジャーどころのグラボは抑えてあります。
各グラフィックボードで1試合遊び、平均fpsを割り出します。
この設定で計測します。これは僕が普段から遊んでいる時の設定と同じで、全て最高設定です。
ロケットリーグ 平均fps
- RTX 2080 Ti
-
233.69fps
- RTX 2080
-
231.50fps
- RTX 2070
-
234.69fps
- GTX 1080 Ti
-
229.17fps
- GTX 1080
-
218.53fps
- GTX 1070 Ti
-
221.04fps
- GTX 1060 6GB
-
161.74fps
- GTX 1050 Ti
-
89.36fps
1920×1080 1試合のfpsで計測
GTX 1070 Ti以上のグラボなら200fps以上、GTX 1060でも144fps以上は平均で出せているので、ゲーミングモニターを使う場合でも、GTX 1060で十分という結果になりました。
- 144fps:ゲーミングモニターを最大まで活かせる
- 100fps:ゲーミングモニターでヌルヌル動く
- 60fps:普通のモニターで快適に遊べる
- ここが限界
- 50fps以下:カクカクしてボールがうまく捉えられない…。
fpsの目安は、普通のモニターであれば60fpsです。ゲーミングモニターを使っているのであれば150fpsぐらいは常時出しておきたいところですが、多少落ちてしまっても問題ありません。
というわけで、普通のモニターを使うならGTX 1050 Tiでも良いですが、他のゲームも遊ぶ場合は少し頼りないですし、ロケリほど軽いゲームで100fpsを下回るのはやはり不安です。
なので、おすすめはGTX 1060以上が搭載されたゲーミングPCということになります。
ロケットリーグは軽いゲームだと言いましたが、僕のPCでfpsを確認したところ、常時200fps以上は出ています。
さらにbotを増やし、密集している状態でのfpsも確認しましたが、やはり200fpsぐらいが平均でした。
たまたま同じ217fpsになりましたが、だいたい200fps~220fpsぐらいを行き来している感じで、ゲーミングモニターを使ってもサクサク快適に遊べます。
このことから分かるのは、ロケットリーグにハイスペックなPCは必要ないということです。もともと必要スペックが低いゲームなので、ミドルスペックのPCがあれば快適に遊べます。
ロケットリーグのメモリ使用量
ロケットリーグのメモリ使用量は約1.5GBでした。PC全体で考えても8GBあれば足ります。
ただし余裕があるかというとそうではなくて、他のゲームは8GBだと足りないこともありますし、ブラウザで動画を見たり、配信しながらロケリをプレイするとメモリ不足になる可能性が高いです。
なので、余裕があれば16GBぐらいはあったほうが安心です。
ロケットリーグにおすすめのゲーミングPC
最高画質でゲーミングモニターも使える!価格と性能を考えたおすすめモデル
CPU | Core i5-8500 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ(容量) | 240GB SSD 1TB HDD |
メモリ | 8GB |
価格とスペックのバランスが一番良いモデルです。
ロケットリーグにはもったいないぐらいの性能ですが、ゲーミングモニターを使ったり、他のゲームも遊びたくなったら…ということも視野に入れると、このモデルがおすすめです。
こんな人はいないと思いますが、『俺はロケットリーグだけしか遊ばない!他のゲームなんて絶対にプレイしないんだ!!!』という場合は、もう少し性能を落としたモデルでも構いません。
ガレリアDTのメリット
- コスパが非常に高い
- ロケットリーグを最高画質で快適に遊べる
- 別のゲームを遊びたくなっても性能不足に悩まされることがない
ガレリアDTのデメリット
- ロケットリーグを普通のモニターで遊ぶならもう少し性能が低くてもOK
ロケットリーグをゲーミングモニターで遊ぶならGTX 1060は必要になりますが、普通のモニターで遊ぶならもう少し性能が低いPCでもOKです。
ただ、ゲームを目的としてPCを購入するのであれば、GTX 1060は最低ラインになるかなというのが個人的な意見ですね。
設定を下げても構わない人向けのモデル
CPU | Core i3-8100 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX 1050 |
ストレージ(容量) | 240GB SSD |
メモリ | 8GB |
高性能とは言えない性能ですが、ロケットリーグをはじめとする軽いのゲームを遊ぶだけならこのぐらいのスペックでもOKです。
最高画質でも60fpsは出ますので、『重いゲームは遊ばない』という人ならこのモデルでも良いでしょう。
メモリが増えてCPUもレベルアップしたので、PUBGなどのゲームもある程度は動かせます。ただ、設定を下げれば遊べますが、快適とは言えないレベルです。
ゲーミングモニターやマウス、キーボードにこだわって本格的にゲームを楽しもうとすると物足りなくなる性能なので、「人を選ぶモデル」です。
GI3J-A180/Tのメリット
- ゲーミングPCの中ではかなり安い
- ロケットリーグなど軽めのゲームなら快適に遊べる
GI3J-A180/Tのデメリット
- 少し重いゲームになってくると不安
- どのパーツもミドルスペック以下なので、長く使っていけるわけではない
ロケットリーグ「だけ」を普通のモニターで遊ぶならこのスペックでも大丈夫ですが、他のゲームもいろいろ遊びたいのであればもう少し上の性能を選びましょう。
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ロケットリーグをノートPCで遊びたい
CPU | Core i7-8750H |
---|---|
グラボ | GeForce GTX1060 6GB |
ストレージ(容量) | 250GB SSD 1TB HDD |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 144Hz対応 |
ノートPCでロケットリーグを遊ぶのであれば、やはりGTX 1060以上のGPUが搭載されたモデルにしましょう。
GCF-1060GF-Eはリニューアルでモニターが144Hzになりました。なので、ゲーミングモニターと同じくヌルヌルサクサクでロケリを楽しむことができます。
GCF1060GF-Eのメリット
- 144Hzモニター搭載
- ロケリを快適に遊べる性能
- 薄型
GCF1060GF-Eのデメリット
- メモリが8GBなので、増設しておいたほうが良い
ノートPC全般に言えることですが、メモリの増設が難しいので、注文の際にカスタマイズ16GBまで増やすことをおすすめします。
ロケリしかプレイしない!というのであれば8GBのままでも良いですが、他のゲームもプレイするなら16GBはあったほうが良いです。
また、自分のカッコイイゴール集などを撮影して載せたりする場合も、メモリは多いほうが安心です。
一番のおすすめはガレリアDT
総合的に考えると、おすすめなのはやはりガレリアDTです。
価格面・性能面のどちらも優れており、より快適に、より長く使っていくことを考えると、最良の選択になります。
他に遊びたいゲームがあるならそっちを基準にしたほうが良い
何度も言いますが、ロケットリーグは比較的軽いゲームです。最高画質にしてもミドルスペックで十分快適に遊べるので、そこまで高性能なPCは必要ありません。
ゲーミングPCを選ぶ時は、遊びたいゲームの中で最も必要スペックが高いゲームを基準に選ぶと失敗しにくいです。
なので、他にも遊びたいゲームがある場合は、必要スペックが低いロケットリーグを基準にするのではなく、他のゲームを基準にしたほうが良いでしょう。
他のゲームの必要スペックについてはこちらで紹介しているので、参考にしていただけると嬉しいです。
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