PCゲームの操作といえばマウスとキーボードが基本ですが、レースゲームやMMORPGなどのジャンルは、ゲームパッド(コントローラー)の方が操作しやすい場合もあります。
ゲームパッドにも種類がたくさんあり、どれがいいのか迷ってしまいます。実際に使ってみないとサイズ感やボタンの押し心地が分からないため、失敗してしまう可能性もあります。
僕はPCゲーム歴が13年ぐらいですが、昔からゲームパッドを大量に使い潰してきました。特にメイプルストーリーをプレイしていた中学時代は、3ヶ月に1個ぐらいのペースで交換してました。
そんなヘビーユーザーである僕が今最もオススメするのは、Xbox one用のコントローラーです。
この記事の目次
PC用ゲームパッドは絶対にやめておいたほうがいい
PC用のゲームパッドを探す時、まず目に入ってくるのがボタンの数が多くて安いゲームパッドですが、これは本当におすすめしません。
- ボタンの押し心地が悪い
- ボタンの形が悪くて指が痛くなる
- さらに指の皮が剥けたり出血する
- ボタンの反応が悪い
- 個体によって感度が違う
- 耐久性がなく、すぐに壊れる
このようなデメリットがあります。
特にボタンの押し心地はとても重要です。数回押しただけで指が痛くなるものもありますし、1週間も使わないうちにボタンが埋まってしまい、使えなくなってしまったものもあります。
純正のコントローラーが使えることを知らなかった昔の僕は、よくわからないメーカーが作った安いゲームパッドを使ってました。
でも、すぐにボタンが潰れてしまったり、塗装が剥がれて持ちにくくなったり、ちょっと握っただけで手が痛くなったりしました。
常にゲームパッドを3つぐらい常備しておき、早い時だと1ヶ月もせずに壊してました。それぐらい耐久性が低いです。
少々値は張りますが、買うなら純正のものが良いです。やはり耐久性や押しやすさ、持ちやすさが全然違います。
ここでいう純正コントローラーとは、Xboxのものを指しています。
昔はPS3用のコントローラーもおすすめだったのですが、現在はPC用ゲームパッド以上にNGです。
PS3用コントローラーはwindows10では使えない
PSシリーズのコントローラーはどれも優秀で使いやすかったのですが、Windows10から使えなくなってしまいました。
もともとWindows7でも個人が作ったドライバをインストールしなければならなかったのですが、そのドライバが開発停止(?)になり、しかもトロイの木馬(ウイルス)が検出されたりと、安定性、安全性に不安が出てきました。
現在でも使う方法はあるのですが、設定が非常に面倒で、様々な手順を踏まなければならず、信頼性の低いファイルも落とさなければならないので、おすすめしません。
PS3用コントローラーはゲーム内の設定も非常に面倒
実はコントローラーにもバージョンのようなものがあり、現在主流なのはXinputと呼ばれるAPI(コントローラーの入力を制御するアプリのようなもの)です。
SteamなどのゲームはこのXinputを基準にしているため、Xboxのコントローラーを使えば、そのまますんなりと操作することができます。
数字はあくまでも例ですが、このように「ボタンに割り当てられている数字の位置」はゲームパッドの種類によって違います。
先ほども書いたように、Steamなどで配信されている多くのゲームはXinput(Xbox用コントローラー)を基準に作られていますので、Xinputに非対応のゲームパッドを使う場合は、ゲーム内で設定し直さなければなりません。
これはPS3用コントローラーに限らず、PC用のゲームパッドでも同じです。
なので、もし安いゲームパッドを購入しようと思っているなら、最低でもXinputに対応したものを選ぶようにしてください。それだけで使いやすさが段違いになります。
PC用ゲームパッドならXbox one一択!
PCで使うなら、Xbox one用のコントローラーがおすすめです。
というよりも今はXbox 360用のコントローラーを入手するほうが難しいので、必然的にXbox oneになります。
他のゲームパッドに比べても持ちやすく、ボタンの押し心地も良いです。
特にLRボタンの押し心地が独特で、使っていて疲れません。指が痛くなることもないので快適です。
Xbox 360の時は少々耐久性に難があり、僕も使っていて1年ほどで壊れてしまったのですが、Xbox oneの方は非常に耐久性が高く、購入から1年以上経っても劣化していません。
ケーブルが着脱できる
後述しますが、このコントローラーは無線接続ができます。そのためケーブルが着脱式になっていて、管理しやすいのも大きなポイントです。
使わない時にしまっておけますし、ケーブルがぐちゃぐちゃになるのも防げます。
また、付属のコードも長いです。
無線にしなくても距離が稼げるのは嬉しいところ。着脱式なので、もし長すぎるなら別のUSBケーブルを使えばいいですし、『短いな』と思ったら逆に長くすることもできます。
Xbox oneのコントローラーなら無線でも使える
Bluetoothで無線接続もできます。
無線なら離れたところで寝っ転がりながらもPCゲームを遊ぶことができますし、コードが邪魔になることもありません。
Xbox oneのコントローラーは、コード付きのタイプ(一般的なタイプ)と、無線接続用のレシーバーがセットになったタイプがあります。
無線接続する場合はレシーバーとセットになったタイプを選ぶ人が多いのですが、僕はコードがセットになったタイプを推します。
無線接続用のアダプタは別の商品に良いものがあるので、別途こちらを購入するのがおすすめです。
僕が使っているのはこのアダプタで、親指の半分ぐらいのサイズです。とても小さいです。
このように電池を入れる場所に収納しておけるサイズなので、ケーブル接続をする時や持ち運ぶ時にアダプタをなくす心配がありません。オススメです。
単三電池2本で動きます。バッテリーの持続時間は約40時間です。
使い方によっても変化はでますが、僕は土日にフルでMMOを楽しんでも電池切れにならなかったので、無線コントローラーの中でも電池の持ち時間は長い方だと思います。
また、電池はエネループがおすすめです。僕は念の為12本(1本は別の場所で使ってます)用意しておいてます。
実際に使ってる感じだと4本あれば十分なので、まずは試しに4本から始めてみてはいかがでしょうか。
MMOメインでプレイする人だと電池の消費量もバカにならないですし、買い忘れると面倒です。ボス中に電池が切れたりすると致命的なので、こまめに交換できるエネループが最適です。
また、マイクロソフトの公式からゲームパッド用バッテリーパックも販売されていますが、Xbox oneのコントローラーでしか使えないですし、万が一故障した時に替えがきかないので、おすすめしません。
レビューも低評価が多いので、やっぱり汎用性の高いエネループ推奨です。
無線接続で遅延はないの?
ここで気になるのが遅延ですが、はっきり言って気になるほどの遅延はありませんでした。
ロケットリーグなどのE-sportsタイトルも無線接続でプレイしていましたが、有線の時と操作感は同じですし、接続が途切れたりすることもありませんでした。
ただ、電池切れ問題はたまに起こります。
エネループを使っているのでこまめに交換すればいいだけの話なのですが、忘れていると急に接続が切れるので、ここだけは注意が必要です。
主要の純正ゲームパッドを比較
PS3・Xbox360・Xbox oneのコントローラーを所持しているので、それぞれ並べてみました。
サイズ感はどれも似ていますが、持ちやすいのはXbox oneです。
PS3コンはスティックがちょっと貧弱な感じがしますが、Xboxはスティックの耐久性が高いです。
Xboxのコントローラーを比較しました。
やはりケーブルが着脱式になっているところが大きな違いです。これのおかげでケーブルが断線しても交換できますし、しまう場合も邪魔になりません。
今現在Xbox 360のコントローラーを使っているという人でも、Xbox one用のものに交換する価値はあると思います。
おすすめゲームパッドのまとめ
- 安いゲームパッドは非推奨!デメリットが多いよ
- WindowsユーザーならXbox oneが一番良い選択
- Xbox one用のゲームパッドは無線接続も優秀
現在は多くのゲームがXboxを基準に設定されているので、一番良いのは純正のXbox one用の純正ゲームパッドです。
もし、『価格がちょっと…』というのであれば、せめてXinputに対応したゲームパッドを選ぶようにしてください。
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