いつも使っているサブモニターの発色が悪くなってきたので、BenQのモニター「GL2580HM」を購入しました。
現在のサブモニターとメインのモニターを比べてみるとこんな感じになっています。


XL2410Tが古いモニターなのですが、暗くないですか?
昔はこんなに暗くなかったと思うのですが、やはり年数が経つにつれ劣化しているようです。
今回はサブのモニターなので、価格安くてベゼルが薄い「GL2580HM」を選びました。
この記事の目次
GL2580HMの基本的な性能
- 24.5インチ
- 応答速度:GtGで2ms
- リフレッシュレート:60Hz
ゲーム用として使うなら気になるのはこの辺りでしょうか。
Amazonの商品ページには「ゲーミングモニター」という表記があるのですが、スペックだけをみるとゲーミングという感じはしません。
最近は応答速度は1ms(GtG)が基準になっていますし、リフレッシュレートも60Hzでは、ゲーミングモニターと呼ぶのは難しいと思います。
性能だけを見ると、一般的なPC用モニターです。


GL2580HMを開封!外観など
Amazonの商品ページでは24.5インチと書かれていたのに、箱には大きく25インチと書かれています。
これについてはAmazonのレビューで『実際は25インチなので注意してください』と言っている方がいました。
ですが、箱の25という表記の横に、小さくカッコで62.2cmと書かれています。
24.5インチは62.2センチ、25インチは63.5センチなので、このモニターは24.5インチということになります。
なぜこのような表記になっているのかは謎ですが、24.5インチが正しいはずです。
本体を組み立てるとこんな見た目に。
ベゼルの薄さが目立っていて、とてもスタイリッシュでかっこいいです。
近くで見るとベゼルの薄さが際立ちますが、モニターの内側部分の色が少しだけ違います。
これに関しては後述しますが、この部分には黒帯が入ります。
なので、モニターの外側ギリギリまで映像が表示されるわけではないので注意してください。
付属品
ケーブルはHDMI用が付属します。
PS4やニンテンドースイッチなどの家庭用ゲーム機でも使えます。
モニタースタンドはフタが外せるようになっていて、ケーブル類を通すことができます。
フタを閉めるとスッキリ。
ケーブル類がごちゃごちゃせずスッキリします。
接続端子について
付属のケーブルがHDMIなので、基本的にはHDMIで接続することになると思います。
もし、グラフィックボード側のHDMI端子が埋まっていたりする場合は、別の端子を使いましょう。
DisplayPortで接続できないことや、D-Sub端子が用意されていることを考えると、やはりゲーミングというよりは、一般向けのモニターという印象を受けます。
モニターアームが使える
GL2580HMの背面にはネジ穴があり、VESA規格に対応しているので、モニターアームが使えます。
僕は全てのモニターをモニターアームで設置しているので、ここは絶対にハズせません。
設置完了!モニターの発色や使用感について
モニターアームに取り付けて、他のモニターと並べました。今回購入したモニターは左側のモニターです。
買い替えのキッカケとなったモニターの明るさも問題なさそうです。
ちなみにこちらが古いモニターの場合です。
写真だと少し分かりづらいかもしれませんが、左側のモニターだけ暗く、これが結構気になっていました。


古いモニターだったので、ベゼルも非常に厚く、並べたときに目立ってしまうのも気になっていたポイントなので、とてもすっきりして良い感じです。
もう少し近い距離で撮影。
メインモニターと比べてみても同じぐらい明るく、発色もキレイで文句なしです。
先述したベゼルと黒帯の件ですが、画像のように内側に黒帯が挿入されるため、『物理的には薄いけど、実際にはもう少し太くなる』ので注意しましょう。
それでも横にあるメインモニターと比べるとかなり薄いので、デメリットというわけではないのですが、縁ギリギリまで映ると思っていたので、少しだけがっかりしてしまいました。
いろいろなゲームをプレイしてみた
GL2580HMでゲームを遊ぶとどうなのか?実際にいろいろなゲームを遊んでみました。

PUBG、Fortnite
普段240Hzや144Hzのゲーミングモニターを使っている身としては、やはり違和感があります。
明るさや見えやすさは問題なく、いい感じです。
しかしどうしてもリフレッシュレートの低さが気になってしまいます。(具体的にはザラザラ感やPCが重くなったようなモッサリ感)
ただこれは「モニター特有の症状ではなく、60Hzのモニター全てに言えること」なので、仕方がない部分です。

ロケットリーグ
こちらもFPSやTPSジャンルと同じく素早い動きや対応が必要になるゲームですが、意外と遊べないこともないな、という感じでした。
FPSはマウスでAIMしなければなりませんが、ロケットリーグはパッド操作(コントローラー)になるので、そこの違いが大きそうです。
遊びにくさなどを感じることもなく、そこそこ快適でした。
ハースストーン
ほとんど動きがなく、低スペックのPCでも遊べるゲームですが、意外と遊びにくさを感じました。
カードを持った時の微妙なモッサリ感があり、対象を間違えて選択しそうになることがあります。
『カードゲームだからフレームレートなんて関係ないだろ!』と思っていただけに、意外な発見でした。
その他のMMORPGやアクションRPG
黒い砂漠やMU LEGEND、メイプルストーリーといったMMORPGも遊んでみましたが、こちらも特に問題ありませんでした。
GL2580HMの評価まとめ
144Hzのゲーミングモニターと比べてしまうとやはり不満なところはありますが、そもそもこのモニターはゲーム用ではないので、土俵が違います。
動画を見たり文字を読んだりという「普通の用途」なら問題なく使えます。
また、ゲームに関しても特別悪いというわけではありません。
これからPCゲームを始める入門用として、またはサブモニターとして選ぶのであれば、コスパ重視で選択肢に入ると思います。
ただ、ゲームをガッツリ遊ぶというのであれば、やっぱりゲーミングモニターがおすすめです。ゲームの楽しさ、快適さが、PCをハイスペックにした時と同じぐらい違うので…。
ゲームおすすめのモニターBenQ ZOWIE 「XL2536」のレビュー
- 普段から60Hzのモニターしか使っていない
- 家庭用ゲーム機(PS4やスイッチ)のゲーム用モニターが欲しい
- サブ用のモニターを安く手に入れたい
こんな人にオススメのモニターです。
普段からゲーミングモニターを使っていると60Hzに違和感を覚えてしまいますが、サブ用なら問題ありません。
また、家庭用ゲーム機の場合は60fps固定なので、ゲーミングモニターを選ぶ必要はありません。なので、コスパ重視のこのモニターはベストな選択になると思います。
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