GTX 1070の性能
GTX 1070は10世代の上から4番目の性能を持つグラボで、ややハイエンド(高性能)寄りです。前世代と比べると圧倒的なコスパの良さが魅力です。
前世代のGTX 980 TiやTITAN Xと同じぐらいのスペックで、その性能は申し分ないほど良いと言えます。
肝心の価格ですが、GTX 980 TiやTITAN Xは当初10万円前後で推移していました。安くても8万円ぐらいです。
それがGTX 1070になると5万円~6万円ぐらいなので、かなり安いと言っていいでしょう。最近は仮想通貨のマイニング需要で1万円ほど値上がりしてしまいましたが、それでもまだまだコスパは良いです。
GTX 1070が向いているのは、画質にもこだわりつつ高fpsを出したい人です。
GTX 1060でも快適にゲームを動かすことはできますが、ゲームによっては画質を下げなければなりません。(144fpsなどの高fpsを維持する場合)
GTX 1070は、どっちも重視したい人にちょうどいい選択になります。GTX 1080も良いグラボですが、「そこまでの性能は必要ない」「価格がどうしても高すぎる」という人のための、痒いトコロに手が届く、そんなグラボです。
性能の高さを活かすために必要なもの
GTX 1070はコスパが高く、とてもおすすめできるグラボです。しかし、その高性能をしっかり活かす環境がないと無意味になってしまいます。
性能が高いということは高fpsを維持できるということです。設定次第ではありますが、大抵のゲームで100fps以上は出せるスペックを持っています。
普通のモニターはリフレッシュレートが60Hzなので、60fps出れば十分です。それ以上のfpsが出ても無駄になってしまいます。
無駄にならないようにするには、ゲーミングモニターと呼ばれる「60Hz以上に対応」したモニターが必要です。具体的には、144Hzや240Hzに対応したものです。
では4Kは?というと、GTX 1070ではやや力不足です。4Kで遊ぶなら、GTX 1080やGTX 1080 Tiを搭載したPCが必要です。
GTX 1070 Tiの登場でGTX 1070搭載モデルが激減
そんな高コスパのGTX 1070ですが、上位モデルになるGTX 1070 Tiが2017年11月に発売されました。GTX 1070以上の性能で高コスパなため、人気度は高いです。
その影響から、BTOショップからGTX 1070を搭載したモデルが減っています。ドスパラではGTX 1070搭載のモデルがなくなってしまいました。
コスパ・性能共にGTX 1070 Tiの方が良いので、僕もGTX 1070 Tiをおすすめします。
さらに、GTX 1070が製造中止になるというニュースも入ってきました。そのため、今後はGTX 1070 Tiが主流になりそうです。
NVIDIA GTX 1070 製造中止が確定。1070tiに置き換えへ
GTX 1070搭載のおすすめゲーミングPC
CPU | Core i7-8700 |
---|---|
グラボ | GeForce GTX 1070 |
ストレージ(容量) | 500GB SSD 2TB HDD |
メモリ | 8GB |
GTX 1070のハイスペックをしっかり活かす構成です。SSDも搭載しており、起動スピード、ロード時間共に短縮できます。
ただ、G-Tuneのモデルの特徴として、光学ドライブが初期では付属していません。(CDやDVDを入れるところ)
必要であればカスタマイズで追加するか、USB接続の光学ドライブを自分で用意しなければならないので、そこは注意しましょう。
このモデルなら大抵のゲームは画質を上げつつもしっかり高fpsを維持できます。CPUもi7-8700と、申し分ない高性能なものが入っています。
- SSD搭載、HDDも大容量
- 光学ドライブが初期ではついていない
- メモリが8GBなので増やしたほうが良い
メモリが8GBなので、16GBまで増やしたほうが良いです。それ以外は特に言うことがありません。
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