FPSやMOBAをプレイする人におすすめのゲーミングPCの選び方

FPSやMOBAなどの対戦系ゲームはただ単に高スペックPCを選べば良いというわけではありません。

これらの対戦をメインとしたゲームは必要スペックがさほど高くないので、価格を下げたモデルでも十分快適に動かせます。

今回は、そんなFPSやMOBAなどのeスポーツジャンルを中心にプレイする人向けに、どういう基準でPCを選べば良いのかを解説します。

eスポーツジャンルは軽いゲームが多い

FPSやTPS、MOBAなどの対戦系ゲームはeスポーツと呼ばれるジャンルに属します。

プレイヤー同士が対戦するゲームだよね。

eスポーツジャンルのゲームは、比較的軽いものが多いです。これはゲームが重いと競技性が失われ、PCのスペックによって有利不利の差が大きくなるからです。

なので、対戦系のFPSやLoLなどのMOBA、ハースストーンやシャドウバースなどのカードゲームを中心に遊ぶ人は、そこまでのハイスペックPCは用意しなくてもOKです。

BF1やPUBGなどの例外

とはいえ、最近はeスポーツジャンルでも重いゲームが度々登場するようになりました。それがBF1やPUBGなどの、オープンワールド系のゲームです。

大きな敷地内でたくさんのプレイヤーが戦うゲームは、グラフィックボードだけでなく、CPUやメモリなど、今まであまり必要とされていなかったパーツまで重要視するようになりました。

アップデートや最適化によって次第に軽くなっていきますが、それでも従来のゲームに比べると重いことは間違いありません。

なので、軽いFPSやLoL以外にも、PUBGなどの重いゲームをプレイする場合には、ミドルスペック以上のPCを用意しておきたいところです。

PUBGの推奨スペックとおすすめのゲーミングPC

対戦系FPSとRPG系FPSの違い

同じFPSであっても、対戦系か、RPG系かで必要スペックも変わります。例えばCS:GOは対戦系FPSの代表とも言えるタイトルで、必要スペックは低いです。

設定も下げるのが一般的で、プロでも設定は全て最低にしています。(設定を上げて少しでもカクついたりラグったりするとそれだけで負ける可能性があるため。)

しかし、RPG系のFPS/TPS(Destiny2やWarframe)は、対戦よりもダンジョン攻略やグラフィックに重きをおいたゲームなので、画質を上げて楽しみたいという人も多いでしょう。

このように、同じFPSというジャンルであっても、対戦がメインか、一人プレイがメインかによって必要なスペックも変わります。

ただ動かせればいい、設定は下げてもOK、という人であればどちらのゲームもミドルスペックぐらいで快適に動かせますが、一人用のゲームは画質もこだわりたいという人は、ミドルスペック以上のゲーミングPCが必要です。

このジャンルのゲームはデバイスにお金をかけたい

eスポーツジャンルのゲームはPCの性能よりもデバイスの方が重要だったりします。

僕自身もこのジャンルのゲームを相当な時間遊んでいるので実感しているのですが、マウスやモニターが違うだけで上達具合も全然違います。

  • PCは超ハイスペック、マウスパッドなし、モニターは60Hz
  • PCはミドルスペック、マウスパッドはゲーミング用の大きいサイズ、モニターは144Hz

このようなケースの場合、おそらく後者の方が上達します。(センスなどもあるので一概には言えませんが。)

また、モニターのリフレッシュレートは特に重要です。個人的にはSSDよりも優先すべきだと思っていて、ゲームをプレイした時の感覚や操作のしやすさが全然違います。

おすすめ!ゲーミングモニターの選び方

FPS/TPS/MOBAといったeスポーツジャンルをプレイするなら、PCのスペックはそこそこにしておき、まずはデバイスにお金をかけることをオススメします。

例えば、購入するPCを20万円から15万円ぐらいに落とし、浮いた5万円でモニターを購入したり、マウスにもこだわってみるというような選び方です。

PCのスペックも重要なのですが、対戦系ゲームはPCの性能よりも環境づくりが大切なので、ラグったりカクつかない程度のスペックのPCを用意して、あとはデバイス関連に投資したほうが有意義だと思います。

僕個人としては、優先すべきは「モニター>PCスペック>マウス>マウスパッド>キーボード」と考えています。

おすすめのゲーミングPC

現在主流のゲームを快適に動かせるミドルスペックPC

ガレリアDT
CPU Core i5-8500
グラボ GeForce GTX1060 6GB
ストレージ(容量) 240GB SSD
1TB HDD
メモリ 8GB

最高設定でサクサク動かすのは少し難しいですが、設定を少し下げれば快適に動かせるモデルです。

LoLやCS:GOなどの軽いゲームであれば、設定を上げても快適に動かせるだけの性能はあります。

SSDもしっかり搭載してあるので、ロードや起動スピードも問題ありません。メモリが8GBなのが少し気になるところではあるので、余裕があれば追加しましょう。

このPCのおすすめポイント
  • コスパが高い
  • SSD搭載
このPCの気になるところ
  • 重いゲームは少し設定を下げる必要あり
  • メモリが8GB

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設定を重視したい人向け

ガレリアXV
CPU Core i7-8700
グラボ GeForce RTX 2060 6GB
ストレージ(容量) 500GB SSD
2TB HDD
メモリ 8GB

最新世代のCPUにRTX 2060を搭載した高スペックPCです。

これならPUBGなどの重いゲームも設定を上げられますし、SSDも大容量です。

唯一メモリが8GBなのが欠点なので、こちらも余裕があればカスタマイズで追加することをおすすめします。

8GBあれば基本的には十分ですが、将来的に足りなくなる可能性があります。自分であとから追加することもできるので、今すぐに必要なものではありません。

このPCのおすすめポイント
  • 高スペック、高コスパ
  • SSDが大容量
このPCの気になるところ
  • メモリが8GB

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